以外と知らない!オーガニック、ナチュラル化粧品の分類表示の落とし穴。
こんにちは。
吉祥寺の美容室ココカラのニシムラです。
先日、新しく導入したオーガニックヘアケア製品ヴィラロドラのオーガニックプリーチャー(オーガニックの伝道師)研修に行きました。
そこで勉強したことでお客様にも伝えたいことを今回は書きますね。
オーガニック・ナチュラル化粧品の分類表示についてです。
大きく分けて3つに分類されます。
『植物成分配合』
『オーガニック成分配合』
『オーガニック認証』
この3つです。
植物成分配合から説明していきます。
よくボタニカルとか無添加とか言われたりもしてます。
これは植物成分が少しでも配合されていればそう言えるんです。
明確な基準は定められていません。
無添加についても決まりはなく、防腐剤によく使われるパラベンというものがあるのですが、それが入ってなくてパラベンフリーと言ってパラベンについては無添加でもシリコンが入ってたり、刺激が強い界面活性剤が入ってたりとかあったりします。
植物成分が入っていてもナチュラル系を謳っていない商品はたくさんありますし。
なのでナチュラル系と言われても完全に肌に優しいものと思うのは危険ですね。
次にオーガニック成分配合についてです。
これはオーガニック認定成分が一部でも入っていれば良いんです。
これについても製造元により基準は様々です。
「そもそもオーガニックとか何?」
ではオーガニック農法ついてちょっと説明します。
収穫からさかのぼって3年以上、農薬や化学肥料を使わずに、堆肥や生物などを利用した土壌で健康で安全な農作物を栽培する方法がオーガニック農法です。
このオーガニック成分が入ってるのは嬉しいですがこちらも基準が曖昧ということで。
例えば極端な話ですが公園や道ばたに生えてる雑草をほんのちょっと入れただけでも『オーガニック成分配合』の製品になりますね。
これについても安全性が確かではないかもしれませんね。
最後にオーガニック認証について。
これは第三者機関によってオーガニック認証を受けたものになります。
これすごい大事です。
つまり自社基準とかで「オーガニックですよー」って勝手に言ってる訳ではないんです。
このオーガニック認証が今回のヴィラロドラになります。
オーガニック認証はとても厳しい基準になっています。
認証機関は欧米で多くあるのですが日本には食品に関する機関しかありません。
なのでヴィラロドラはイタリア産になります。
国産でのオーガニック認証化粧品はありません。
それに日本のオーガニック農場は全体の0.17%らしいですよ。
ちなみにイタリアは11%。
まだまだ欧米に比べてオーガニックについては遅れているんですね。
という感じで今回のヴィラロドラは様々なオーガニック商品を色々調べたり試したりして『本物のオーガニック』だ!ということで導入したものです。
もちろんお店のシャンプーなどで試せます。
オーガニックに興味ある方にはこのヴィラロドラ、すごいオススメですよ!
コメントを残す